会社設立で作る企画書のコツ

会社設立で作る企画書のコツ

新規に事業を始め会社設立をする際には企画書(事業計画書)を作成する必要があります。

主な提出先は銀行や事業に関連するお役所などですが、良い企画書を作るにはコツがあります。

企画書を読む立場の人が知りたいことをもれなく盛り込むことです。それは4W1Hで表すことができます。

最初のWは「WHY」です。会社設立し事業を始めようと考えたきっかけ、その事業の社会的な意義です。事業を始めるからには必ず動機がある筈です。

またその事業に社会的意義があれば事業を継続するうえで精神的なバックボーンになります。次は「WHAT」です。

どのような商品やサービスを提供するのか、その商品は市場に受け入れられるものか、です。商品やサービスの強みやメリット、競合性を強調します。

次は「WHERE」です。どんなお客や市場に商品やサービスを提供するのか、性別から年齢層、地域などを具体的に特定します。

ターゲットを絞れば絞るほど戦略・戦術が明確になり、具体性が確保されます。

次は「WHO」です。誰がその事業をやるのか、自分の知識経験能力だけでなく、どんな人材がどのくらい必要になるか、いつまでにどのように確保するか、です。

最後のHは「HOW」です。ここが企画書で一番のポイントになりますが、会社設立し、事業を運営するにあたり、どれだけの資金が必要になるか、初期投資から半年から1年間程度の運営資金を含めて計算します。

用意できる自己資金と金融機関等からの借り入れ予定金額に分けて明示します。

そして、大事になるのが、会社設立し事業開始後の収支計画と資金繰りです。予定売上数量と金額、それにかかる仕入原価、事業運営に伴い発生する人件費、販売関連費、管理費など、借り入れが発生する場合には返済予定元金と金利などを月ごとに集計します。

最初に収支計画を作り、次に資金繰りを作ります。ポイントになるのが入金のタイミングです。

現金売りなら問題ないですが、掛売りの場合には売上がいつ入金になるのかを考えて資金繰り計画表を作ります。

資金がうまく回転して利益を生み、借入金の返済に問題ないことを証明します。

会社設立の企画書で重要なのは、端的に言って、4W1Hをなるべく具体的に現実的に検討作成し、収支計画と資金繰りが実現可能なものであることを示すことです。

単なる理想や希望ではなく、競争相手と比べたとき、自社がどのような強み(知識経験能力)を持っていて、お客や市場を絞り込み、予想売り上げを十分達成できる根拠を具体的に示すことが必要です。”